ウクライナ限定空爆検討か=ロシア紙

 【モスクワAFP=時事】14日付のロシア紙コメルサントは、クレムリンに近い関係筋の話として、ロシアがウクライナへの空爆を検討していると報じた。ウクライナ国境に近いロシア南部に迫撃砲弾が着弾し、民間人1人が死亡したことに対する「標的を絞り込んだ報復の空爆」の可能性を探っているという。
 関係筋は「ロシアの忍耐は無限ではない」と強調。ロシアは「砲弾が発射された地点を正確に知っている」と指摘した。ただ、大規模な攻撃は検討していないとも述べた。