W杯=オランダ監督、切り札GKをPK戦で使えず「残念」

f:id:haruaki1998:20140710130032j:plainサンパウロ 9日 ロイター] - サッカーのオランダ代表、ルイス・ファンハール監督は9日、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会準決勝のアルゼンチン戦で、PK戦突入を見据えてGKティム・クルルの交代枠を残しておけなかったことが残念だったと述べた。


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試合は延長で決着がつかず、オランダはPK合戦の末に2─4でアルゼンチンに敗れた。先発GKのヤスパー・シレセンはプロ選手としてPKを1回も止めたことがなく、この日もアルゼンチンで蹴った4選手全員に決められた。

クルルはPK戦に突入した準々決勝で延長の終盤に交代出場し、コスタリカのシュートを2本止めて勝利に貢献していた。しかしこの日はファンハール監督が延長前半にFWロビン・ファンペルシーをベンチに下げて最後の交代枠を使い切ってしまったため、PK戦でもシレセンに託すしかなかった。

ファンハール監督は試合後、GKを交代させるチャンスがあればそうしていたが、3つの交代枠を使い切っていたので出来なかったとコメント。「ファンペルシーは疲れ切っていたので交代は必要だと考えた。(代わって出場した)クラース・ヤン・フンテラールがゴールを決めてくれる期待があった」と説明した。